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神話系読書録メモ

個人的宗教・神話(一部)入門書(じゃない)読書録メモ(+おすすめ図書紹介的な何か) - ほとんど欄外の続き的なもの。上記記事ではキリスト教(『聖書』+『神曲』)、ギリシャ神話、北欧神話アーサー王伝説ユダヤ教イスラム教インド神話、仏教、日本神話・神道アイヌ神話、その他神話全般や新宗教その他諸々について書いた。

今回はあれ以降読んだ神話系図書についてメモ。例によってAmazonへのリンクばっかりだけどアフィリエイトリンクではない筈。
記憶が曖昧なのでまあ備忘録的なものだと思って見てって下さい。

古代メソポタミア

所謂メソポタミア文明の神話。地理的には今で言えばイラク辺り、つまりアラビア半島の東側の根本〜トルコに掛けて流れるチグリス川ユーフラテス川のあたり。
主要な登場人物(というか登場神物?)としてはギルガメッシュ王と彼の友エンキドゥ、他ティアマト、マルドゥーク、エア、アヌなどが有名か。

この本の訳者の矢島さんは以下の『ギルガメッシュ叙事詩』を訳したことでも有名な方。非常に良い訳を書かれる方。
ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)

ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)

古代メソポタミアの神話の中ではやっぱりギルガメッシュ王の伝説が有名か。ギルガメッシュ叙事詩については読んでいると、旧約聖書のノアの洪水の話の元になったのではという話があったりして興味深い。また、ギルガメッシュといえばFateシリーズの『Fate/Zero』の英雄王のイメージがあるけど彼の英霊召喚の聖遺物が蛇の抜け殻だったのは、彼が苦労の末手に入れた不死の薬草を蛇に食べられて、それ以降蛇は脱皮するようになったという話が元か。

エジプト神話

ドラクエラーの鏡のラーだったりオシリスだったりホルスの目のホルスが出てくる神話。

図説 エジプト神話物語

図説 エジプト神話物語

ちなみにこの本の著者のジョナサン・ディー氏、魔術の世界では有名なエノク魔術の祖であるジョン・ディーの子孫の方らしい。

ケルト神話

ケルトの特にアイルランドのものについて。元々文字を持たない民族であったケルトの神話は、キリスト教の筆写僧によって文書化されて残っている。
登場する人物・神としてはダーナ神族トゥアハ・デ・ダナーンの神々であったり、英雄のク・ホリンや、フィン・マックールが率いるフィアナ騎士団のディルムッド・オディナなどが有名か。「常若の国ティル・ナ・ノーグ」とかも聞いたこと有るはず。

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

その他

神話ではないけどFate/Zeroギルガメッシュやディルムッド・オディナの名が出てきたので一緒に。イスカンダルことアレクサンダー大王については以下の本が良かった。ただ地名がバンバン出てくるので地図無いと辛いかも。凡そマケドニア王国(今のギリシャ北部)からインドのあたりまで東征していったと考えると大体合ってる。

アレクサンダー大王―未完の世界帝国 (「知の再発見」双書)

アレクサンダー大王―未完の世界帝国 (「知の再発見」双書)

また、先の記事では宗教系をメインにあげていたのでこっちでも。道教は宗教と呼べるのかわかないけどこの本は中々面白かった。
不良のタオ 無極山荘の仙人が教えた「老子」

不良のタオ 無極山荘の仙人が教えた「老子」

あと、先の記事ではキリスト教三大文学の内『神曲』を上げたけど、残りの『失楽園』については岩波の平井正穂訳を、『ファウスト』については中公文庫の手塚富雄訳を読んだ。ついでにあらすじを書いておくと、『失楽園』はアダムとイブがエデンの園を失う時のお話で、裏ではサタンが暗躍していて神と悪魔の戦争があったりというお話で天使やら悪魔やらがいっぱい出てくる。『ファウスト』についてはファウスト博士がメフィストフェレスという悪魔と契約を結んで色々するお話。両方共Wikipediaに詳しいあらすじがありますのでそっちも見て下さい。

という訳でかなり適当ですが以上ざっくり備忘録的に。

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