神話系読書録メモ
個人的宗教・神話(一部)入門書(じゃない)読書録メモ(+おすすめ図書紹介的な何か) - ほとんど欄外の続き的なもの。上記記事ではキリスト教(『聖書』+『神曲』)、ギリシャ神話、北欧神話、アーサー王伝説、ユダヤ教、イスラム教、インド神話、仏教、日本神話・神道、アイヌ神話、その他神話全般や新宗教その他諸々について書いた。
今回はあれ以降読んだ神話系図書についてメモ。例によってAmazonへのリンクばっかりだけどアフィリエイトリンクではない筈。
記憶が曖昧なのでまあ備忘録的なものだと思って見てって下さい。
古代メソポタミア
所謂メソポタミア文明の神話。地理的には今で言えばイラク辺り、つまりアラビア半島の東側の根本〜トルコに掛けて流れるチグリス川とユーフラテス川のあたり。
主要な登場人物(というか登場神物?)としてはギルガメッシュ王と彼の友エンキドゥ、他ティアマト、マルドゥーク、エア、アヌなどが有名か。
世界最古の物語―バビロニア・ハッティ・カナアン (現代教養文庫)
- 作者: Th.H.ガスター,矢島文夫
- 出版社/メーカー: 社会思想社
- 発売日: 1989/08
- メディア: 文庫
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- 作者: 矢島文夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/02
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古代メソポタミアの神話の中ではやっぱりギルガメッシュ王の伝説が有名か。ギルガメッシュ叙事詩については読んでいると、旧約聖書のノアの洪水の話の元になったのではという話があったりして興味深い。また、ギルガメッシュといえばFateシリーズの『Fate/Zero』の英雄王のイメージがあるけど彼の英霊召喚の聖遺物が蛇の抜け殻だったのは、彼が苦労の末手に入れた不死の薬草を蛇に食べられて、それ以降蛇は脱皮するようになったという話が元か。
エジプト神話
ドラクエのラーの鏡のラーだったりオシリスだったりホルスの目のホルスが出てくる神話。
- 作者: ジョナサンディー,Jonathan Dee,山本史郎,山本泰子
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2000/03
- メディア: 単行本
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ケルト神話
ケルトの特にアイルランドのものについて。元々文字を持たない民族であったケルトの神話は、キリスト教の筆写僧によって文書化されて残っている。
登場する人物・神としてはダーナ神族の神々であったり、英雄のク・ホリンや、フィン・マックールが率いるフィアナ騎士団のディルムッド・オディナなどが有名か。「常若の国」とかも聞いたこと有るはず。
- 作者: 井村君江
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1990/03/27
- メディア: 文庫
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その他
神話ではないけどFate/Zeroのギルガメッシュやディルムッド・オディナの名が出てきたので一緒に。イスカンダルことアレクサンダー大王については以下の本が良かった。ただ地名がバンバン出てくるので地図無いと辛いかも。凡そマケドニア王国(今のギリシャ北部)からインドのあたりまで東征していったと考えると大体合ってる。
- 作者: ピエールブリアン,福田素子,桜井万里子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1991/08/20
- メディア: 単行本
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- 作者: 安部英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/31
- メディア: 単行本
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という訳でかなり適当ですが以上ざっくり備忘録的に。