情報セキュリティのIntegrityの訳語「完全性」がイマイチしっくり来ない人へ

情報セキュリティの基本要素にIntegrityっていうのが有って、大体の意味は「情報の破壊や改竄などを受けつけないこと」な感じの意味なんだけど、この訳語「完全性」ってイマイチ曖昧で分かりにくい。

ので、辞書引いてみたところ

1. 高潔,誠実,清廉.
2. 完全な状態,無傷.

integrityの意味 - 英和辞典 Weblio辞書

と有って「無傷」って訳語が割と分かり易いというそれだけの話

2013年の夏期休暇振り返り

そろそろ大学の夏期休暇が終わりそうなので日記的に。

今年の夏期休暇も割と色々ありました。


まずですが、OSC京都2013にローカルスタッフとして参加してました。
当日は主にローカルスタッフブースで女子大生に囲まれながらArduinoを弄ったり、ブースに来てくださった方とお話したり、LTでeject帽を被らされたりしてました。
いろいろ有りましたが未熟者の私としてもとてもよい経験になってすごく充実してました。
前年はスタッフとしては初参加ということでかなり無理してて体調を崩したりもしましたが、今年は2回目ということもあり余裕が出来てきて楽しめました。最近はArduinoやRaspberry Piのような物理層寄りの技術がもっと高水準のレイヤのエンジニアにとっても比較的身近になってきたのでこの流れが広がると面白そうだなぁと思ってます。
また、こんな場でのお礼となりますがOSC京都に来てくださった方々、また関係者の皆様、ありがとうございました。
去年と同じような感想になりますが、やっぱり大勢のエンジニアや学生が実際に集まるこういうイベントというのは熱気・覇気があり良いものですね。


さて、その次ですが、今年も夏コミ一般参加してきました。2日目でした。凄まじい蒸し暑さでした。コミケ雲見てきましたよ。
私は東をメインに周ったのですが暑さも凄まじいですが湿気が恐ろしかったです。
立ってるだけで汗が全身を覆い尽くしてそりゃコミケ雲という名の靄も掛かるだろうと。
館内は湿度が高すぎて直射日光が当たる外の方が潮風が吹く分(比較的)快適というおかしな状況でした。
あと、自販機は大体完売してました。
暑すぎてサークルをろくに回れなかった(´・ω・`)ショボーン
と、その帰りに今年も秋葉原も寄りました。とらのあながビル2本ぶち抜きで「すげー」って思いました(小並感)。
そういや『デンキ街の本屋さん』の聖地はアキバのとらのあななのだろうか…


で、3回生なので研究室配属がちょうど夏休み前にあってその研究室の合宿やらでBBQやったり梅酒飲んだり琵琶湖で泳いだりしたり。
8月の終わりにはうちのサークルのHackathonのようなものがあってProcessingでライフゲーム作ってました。
https://github.com/tasuten/processing-lifegame


なんやかんやで9月。
同じくサークルの合宿があって飛騨高山でまたBBQしたりしてました。あと、ウィスキーやらウォッカやらカクテルやら色々飲みまくって2日目丸々寝て過ごしました。
さらに土産にカップ酒+つまみという。

帰りには名古屋の大須に寄ったりしました。またジャンク屋でけったいなネットワーク機器買ったりまんだらけで同人誌買ったりしてました。18禁のものの写真も含みますが写真はこちら。ジャンク品はガンコンとかPS2用モデムとかEthernet HubとかスマホのモックとかPS2の縦置き用ホルダーとかガラクタばっかり。
https://twitter.com/tasuten/status/375244913413074945/photo/1
ちなみに名古屋では帰る寸前に記録的豪雨に降られて死ぬかと思った。


で、他には関西情報系学生団体交流会(KC3)というのにうちのサークルとして参加してきました。
雰囲気は2013年度 関西情報系学生団体交流会(KC3) まとめ - Togetterまとめなどで見ていただくとして、私は何していたかと言いますとTwitterしてた『情報セキュリティ技術入門』と題してセキュリティ技術の入門勉強会を開いたりしてました。最後のほう突貫で書いた資料とかはhttp://tasuten.github.io/docs/kc3_2013/presen.html(リポジトリhttps://github.com/tasuten/kc3-2013)に上がってるので気になる方はどうぞ。
ちなみに、資料の最後の20Pは1日2日で書くという暴挙に出ましたが何故か間に合ったので良かったです。もうすんじゃねーぞ。また、懇親会ではTwitetr上のフォロワーの人とかとリアルに飯食ったり楽しかったです。

そして昨日9/13。悪夢と思われた成績発表がまさかのGPAがV字回復で今日の私は機嫌が良いです。
ちょうど艦これも始めましたし。数時間前に始めたばかりの俺提督の第一艦隊は響ちゃんと電ちゃんが主力です。

なんやかんやでこんな夏休みで割と主に家で寝まくってて時間がなくて忙しかったですが充実してて良かったです。
多分人生最後の夏休み(来年は卒業研究に追われそう)、充実して良かった良かった。

というわけで秋学期も頑張ります。

神話系読書録メモ

個人的宗教・神話(一部)入門書(じゃない)読書録メモ(+おすすめ図書紹介的な何か) - ほとんど欄外の続き的なもの。上記記事ではキリスト教(『聖書』+『神曲』)、ギリシャ神話、北欧神話アーサー王伝説ユダヤ教イスラム教インド神話、仏教、日本神話・神道アイヌ神話、その他神話全般や新宗教その他諸々について書いた。

今回はあれ以降読んだ神話系図書についてメモ。例によってAmazonへのリンクばっかりだけどアフィリエイトリンクではない筈。
記憶が曖昧なのでまあ備忘録的なものだと思って見てって下さい。

古代メソポタミア

所謂メソポタミア文明の神話。地理的には今で言えばイラク辺り、つまりアラビア半島の東側の根本〜トルコに掛けて流れるチグリス川ユーフラテス川のあたり。
主要な登場人物(というか登場神物?)としてはギルガメッシュ王と彼の友エンキドゥ、他ティアマト、マルドゥーク、エア、アヌなどが有名か。

この本の訳者の矢島さんは以下の『ギルガメッシュ叙事詩』を訳したことでも有名な方。非常に良い訳を書かれる方。
ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)

ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)

古代メソポタミアの神話の中ではやっぱりギルガメッシュ王の伝説が有名か。ギルガメッシュ叙事詩については読んでいると、旧約聖書のノアの洪水の話の元になったのではという話があったりして興味深い。また、ギルガメッシュといえばFateシリーズの『Fate/Zero』の英雄王のイメージがあるけど彼の英霊召喚の聖遺物が蛇の抜け殻だったのは、彼が苦労の末手に入れた不死の薬草を蛇に食べられて、それ以降蛇は脱皮するようになったという話が元か。

エジプト神話

ドラクエラーの鏡のラーだったりオシリスだったりホルスの目のホルスが出てくる神話。

図説 エジプト神話物語

図説 エジプト神話物語

ちなみにこの本の著者のジョナサン・ディー氏、魔術の世界では有名なエノク魔術の祖であるジョン・ディーの子孫の方らしい。

ケルト神話

ケルトの特にアイルランドのものについて。元々文字を持たない民族であったケルトの神話は、キリスト教の筆写僧によって文書化されて残っている。
登場する人物・神としてはダーナ神族トゥアハ・デ・ダナーンの神々であったり、英雄のク・ホリンや、フィン・マックールが率いるフィアナ騎士団のディルムッド・オディナなどが有名か。「常若の国ティル・ナ・ノーグ」とかも聞いたこと有るはず。

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と (ちくま文庫)

その他

神話ではないけどFate/Zeroギルガメッシュやディルムッド・オディナの名が出てきたので一緒に。イスカンダルことアレクサンダー大王については以下の本が良かった。ただ地名がバンバン出てくるので地図無いと辛いかも。凡そマケドニア王国(今のギリシャ北部)からインドのあたりまで東征していったと考えると大体合ってる。

アレクサンダー大王―未完の世界帝国 (「知の再発見」双書)

アレクサンダー大王―未完の世界帝国 (「知の再発見」双書)

また、先の記事では宗教系をメインにあげていたのでこっちでも。道教は宗教と呼べるのかわかないけどこの本は中々面白かった。
不良のタオ 無極山荘の仙人が教えた「老子」

不良のタオ 無極山荘の仙人が教えた「老子」

あと、先の記事ではキリスト教三大文学の内『神曲』を上げたけど、残りの『失楽園』については岩波の平井正穂訳を、『ファウスト』については中公文庫の手塚富雄訳を読んだ。ついでにあらすじを書いておくと、『失楽園』はアダムとイブがエデンの園を失う時のお話で、裏ではサタンが暗躍していて神と悪魔の戦争があったりというお話で天使やら悪魔やらがいっぱい出てくる。『ファウスト』についてはファウスト博士がメフィストフェレスという悪魔と契約を結んで色々するお話。両方共Wikipediaに詳しいあらすじがありますのでそっちも見て下さい。

という訳でかなり適当ですが以上ざっくり備忘録的に。

2012年振り返り

ちょうど今週のお題にもなってたので。
今週のお題「2012年、どんな年だった?」

ということで順に振り返って見る。

総論として、今年は結構いろんなところへ行った年だった。
日本三大電気街雑感 - ほとんど欄外にも書いた通り夏は東京(というか秋葉原と夏コミ)、大阪(の特に日本橋)、名古屋(の特に大須)に行った。それ以外にも関西オープンフォーラム(大阪)やら合同オンリー同人誌即売会の勧業祭(京都)とか色々行った。結構楽しい年だった。

以下、カレンダーを見ながら順番に振り返ってみる。


年初は最悪の年越しだった。前年の疲労がどっと来たのか年末あたりからほぼ寝たきりで、親戚の家にも全然行けなかった。
年越してすぐに親戚の結婚式があったので結果としてみんなとは会えたけど。
そんな体調のままなんとか大学の秋セメスター残りを乗り切って試験期間突入。その後は春休みで4月頭まで休み。

春休み中は大体本を読むかWebブラウジング、もしくは何かコードを書くなりして過ごしてた気がする。
大学の図書貸出履歴なんかを見てみると、確か『7つの言語7つの世界』に影響されて異なるプログラミングパラダイムプログラミング言語に惹かれてた時期っぽい。Gaucheの本を借りてSchemeやってたっぽい。
あと、3月末の京都Vim勉強会#1にも出没してた。


秋セメスターの単位は無事、というかかなり良い成績で通って4月から大学2回生に。2回生の今がどうかは置いておくとして。
うちの学部では学生実験が2回生に通年であるんだけどそれで大分やられつつ春セメスター乗り切り。
4月頃に基本情報技術者試験。んで、合格。
5月にはOSC名古屋にも行ってたみたい。W3Cのステッカー貰ったのと帰りに名古屋駅らしんばんで同人誌買ってたのしか思い出せない。と思ったがそういやUbuntu 12.04の時期でした。
あと、確か帰りの電車の中で『Java言語プログラミングレッスン』読んでたっけか。オブジェクト指向の基礎はこの本で大体固められた気がする。
7月頃から試験やらなんやらで忙しくなる。試験以外では大学のクラブでACM-ICPC予選に参加したり(ただし突破ならず)。
また、OSC 2012 Kansai@Kyotoが8月に控えていて、OSC京都では2011年の懇親会の場で「2012年から学生スタッフやります」と言ったので2012年はスタッフとして参加。その心構えといいますか、(心の)準備もしつつ試験期間。
試験期間終わると同時にOSC京都。当日や前日はスタッフとしてドタバタして、途中で気分を崩して早退してしまいましたが非常に面白かったです。というか電子ブロック弄ってました。
遅くなってしまいこんな場で申し訳ないのですが、OSC京都スタッフ及び関係者、また参加者の皆様当日はありがとうございました。
インターネットやWeb、特にTwitter等のSNSが十分に普及している今の時代でも、実際に会って話すということの力はまだまだ遙か衰えずといいますか、エネルギーが違うと感じました。今後もこのような場をつくるお手伝いが出来ればと思っています。


OSC京都が終わると大学の夏休みに入る。夏休みは前述のとおり特にいろんなところに行った。
8月の半ばには新幹線で夏コミと秋葉原に行って、両手を同人誌やら何故か買ったマルチテスターやらFDDやらでいっぱいにしつつ楽しんで参りました。
8月終わりにはクラブの合宿で愛知県に行った。その最終日に名古屋市街散策の時間があったでふらっと大須まで行ってこれまた何故かジャンク品のキーボードやらゲームキューブやらよく分からんもんを買って帰り道必死で持って帰った。入れていた紙袋が破けたので必死で抱えながらなんとか帰還。
9月は、うちのクラブの部員として、立命館コンピュータクラブさんが主催されている関西情報系学生団体交流会(KC3) | 立命館コンピュータクラブが主催する関西圏の情報系学生団体同士の交流会サイトに参加。そこでは『プログラミング言語俯瞰』と称して以下のような発表もした。
tasuten/kc3-2012 · GitHub
かなりハチャメチャな発表になってしまって今思えばもう少し持ち時間内の時間配分組み直せば良かったかなとか考えているけど、KC3自体は非常に楽しかった。大学生って案外自分の大学の人以外と会う機会って少なかったりするし、KC3ならTwitterでのフォロー/フォロワーの方達とも会ったり。というか何故かTwitter IDの方が有名だったんだけどどういうこっちゃ。
また、夏休みの最後に大阪日本橋まで買い物へも行ったっけか。


9月末から秋セメスター開始。
10月には応用情報技術者試験を受けた。先日結果発表があったけど辛うじて通ってました。ひとまずよし。
11月頭は自校の学祭があったり他の大学の学祭があったりで行ったり行かなかったり。
また、11月の中頃にKOF2012:関西オープンフォーラム2012があって、それにも行ったり。その帰りに心斎橋のまんだらけApple Store、梅田のまんだらけ寄ったりと。KOFではFOSS4Gやjusの方のセミナーが特に記憶に残っている。
11月11日には同人誌即売会勧業祭にも行ったり。
11月は他にもクラブ内での役職引継があったり、他には11月後半には京大の学祭があったのでそれに行ったりと中々ドタバタしてた。
んで、12月。12月は特にこれといったものは無かった。クラブの行事が幾つかあってそれに行った感じ。クリスマスということで今まで使ってたiPod touchを第3世代から第5世代に買い換えたり。Siriさんがついに我が家にも!

で、年の瀬の今日は何してたかといいますと大掃除です。今日である程度は終わったので明日は本棚の整理なんかをやろうかと思っています。


総論として、今年はいろんな所に行ったり来たりで割と楽しめたのではないかと思います(その分若干学業が犠牲に…)
また、割と平和に過ごせたので2013年も平和に過ごせればなぁとおもいます。
反省点としては肝心要のところで健康状態がガクッと崩れることが多かったので、もっと健康管理、というか体力つけねば…といったところでしょうか。あと、単位はちゃんと取らないと…


では、よいお年を!

日本三大電気街雑感

今週、ついに大学の今年の夏期休暇が終焉を迎え今週から講義が始まりました。今年の大学の夏期休暇には色々出かけました。
特に「日本三大電気街」と呼ばれる東京・秋葉原、名古屋・大須、大阪・日本橋は3つとも行きました。
という訳でその雑感

秋葉原



日本最大の電気街。アキバについてはコミケ3日目に行った帰りに寄りました。
コミケ後ということで疲れていたためそんなに広くは回らず、大体北はZINやソフマップあたり、南・東は秋葉原駅、西はK-BOOKSの辺りまでの範囲を主に寄った。
地図は東京秋葉原地図 アキバマップを持って行った。
感想としてはやっぱりさすがアキバ。店の数も段違いだし、コミケ後ということで賑わってもいた。
アニメ・マンガ系の店も多かったけど、所謂電気系のお店も多かった。そして他の電気街と比べて食べ物屋さんも多い印象を受けた。ただコンビニはかなり少なかった。
地価が高いせいもあって思っていたよりコンパクトなお店が殆どで、逆に大きな店、例えばアニブロゲーマーズみたいなお店はビルまるごと1個そのお店という感じだった。
気になってたお店としてはまずCOMIC ZIN秋月電子通商があった。COMIC ZINについては特に評論系などで面白そうな同人誌がZIN専売ということがよく有り、しかも関西には無かったので行ってみたいと思ってた。実際行ってみると想像してたよりはかなりコンパクトなお店だった。ただ京都のとらのあなメロンブックスでは見かけないような一風変わった同人誌が多くて面白かった。
ちなみに僕が行った時は秋葉原駅モバマスでジャックされててビックリした。
アキバではコミケで買い逃した同人誌や、マルチテスターとかジャンク品のUSB接続FDDとか携行ドライバーセットなんかを買った。

大須


大須は大学のサークルの合宿で愛知県の知多半島に行った帰りの名古屋観光の時間に寄った。
ルートとしては名駅名古屋駅)から地下鉄で上前津駅まで行って、南大津通から赤門通に入る感じで行った。
名古屋の所謂アニメ・マンガ系のお店は、大須名駅付近の2箇所に分散してるんだけど、名駅近辺の方はOSC名古屋の帰りに寄ったことがあったのと今回は時間がなかったのとで大須のみ行った。
地図は–¼ŒÃ‰®‘å{ƒIƒ^ƒNƒ}ƒbƒvを持って行った。
印象としては、面白いお店がコンパクトに色々まとまってる感じがした。名駅とに分散してるのと、元々電気街ではなく商店街の集合として成立した地域のせいか店は比較的少なく、オタク色もあまり濃くは無かったけど、なかなかマニアックでいい物を扱ってるお店が多かった気がする。
オタクとしては、まんだらけが近くにあるのが良かった。まんだらけは大阪では梅田と心斎橋にあるんだけど、梅田の方は駅からやや遠いし心斎橋は日本橋目当てで行くと少し遠い感じだから大須みたく近くにあるのは良いと思う。
あと、GEE!STOREも良い感じ。
ちなみに、どうマニアックだったかというと、大須に行った時に買ったものの写真をhttp://twitpic.com/apmuk7(※18禁の同人誌も少し写ってます)に上げてるんだけど、PC NET大須店さんというお店が特にCOOLだった。ハードウェアのジャンク品を結構扱っていらっしゃるお店で、今回の場合汎用機端末専用と思われるキーボード(http://www.komotch2.com/junk/kj/f6962.htmの方と同じもの)とかスーパースコープとかゲームキューブなんかがジャンク品で100円(だったかな)という破格で売られていたのでついつい買ってしまった。(そのせいで家に持って帰る時が超大変だったけど…)

日本橋



日本橋は大阪と割と近いこともあり1年に数回ぐらいのペースで行ってたけど、どうせならということで夏期休暇中に久しぶりに行ってみた。
ルートとしては地元から大阪駅までJRで行って、そこから御堂筋線難波駅まで行き、そして徒歩で行った。
僕の定番ルートとしては、御堂筋線難波駅からまずなんばパークスの方へ標識を見ながら行き、そこから東の方へ行ってゲームセンター(TAITO STATION、赤地にスペースインベーダーのインベーダーが大きく書かれているのですごく目立つ)のある道を東進し、そこからオタロードに入る感じ。
地図はいつも大阪日本橋地図 ポンバシマップを持って行く。
一応特徴としてはアニメ・マンガ系の店はオタロードと呼ばれる道に集中してて、それ以外の大型のアニメイトK-BOOKSでんでんタウン堺筋)の日本橋3南のT字型交差点のところに集まってる感じ。ハードウェア系のお店は大型店はでんでんタウン堺筋)、それ以外の小型のお店はTAITO STATION〜日本橋3までのあたりより少し南にちらほらある感じ。
お店はさすが西の秋葉原と呼ばれるだけはあり色々有る。秋葉原に比べると店はやや広い。
アニメ・マンガ系ではとらのあなが広いし、Faith・メロブらしんばんビルは結構気に入ってる。K-BOOKSは品揃えが凄まじく大抵お目当ての同人誌が手に入る。
個人的には日本橋3南の歩道橋が無くなってたり、オタロードではハードウェア系の店が少し減って逆にメイド喫茶が増えてたり、GEE!STOREが先のTAITO STATIONの通りに移転したり、ゲーマーズ横のファミマが無くなってたりで最近変わったなぁという感想。
ちなみに上記以外でオススメのお店としては、ハードウェア系のお店ではPC NETなんば店(http://used.prins.co.jp/shop/osaka2/)とかイオシスなんば店(http://iosys.co.jp/shop_page/index.htm#nanba)、フレンズ2号店(http://www.pc-friends.co.jp/shop/tenpo.shtml)、中古同人誌なんかではぱらだいす1号店(http://www.doujin-para.com/)、a-Tooオタロード店(http://www.a-too.jp/blog/shop/otaroad.html)が小さいながらも安くて品揃えも面白くて良い感じ。
一応補記としてはハンダゴテとか真・三國無双2(ジャンク品扱いで100円)とかデータ用カセットテープなんかが面白かったので買いました。18禁ものを含むけど写真はこちら http://twitpic.com/arpt2y



こっからはオマケ。京都の寺町について

ついでなので京都の電気街である寺町についても書いてみる。寺町は大学からの帰りや休みの日によく寄る。そして常に金欠になる。
ちなみに最寄り駅は阪急なら河原町駅、地下鉄なら東西線の市役所前か三条京阪
僕は地下鉄が烏丸線の範囲しか有効じゃないので烏丸御池か四条で降りてそこから歩く事が多い。
寺町通は京都の繁華街である四条河原町付近を南北に走る普通の通りで、アニメ・マンガ系の店がこの通りに点在している。
まず、四条〜三条の間だけど、北の方にはメロンブックスらしんばんがある。どっちもそこそこの広さはある。結構良い。
他には喜久屋書店漫画館がある。ここはマンガ専門の書店で、広くて品揃えも良い。時々寄って面白そうなマンガを新たに発見してる。
四条通り寄りの方にはゲーマーズがある。1階が服屋のビルからエレベーターで登る。
四条以南にはまずとらのあながある。ここはビルまるごと1個とらのあなで、とらのあなはマンガの場合特典が付くことが多いし、同人誌はたまにとら専売があったりするので、僕は新刊を買う時はここを結構利用する。
また、ハードウェア系のお店は昔に比べて減ったらしいけど、この四条以南にある。例えばマルツパーツ館とか。じゃんぱらドスパラとツートップが道を挟んで睨み合ってる。
オタク系以外のお店でオススメなのは、ミリタリーショップの「やまもと」(http://www.kyoto-teramachi.or.jp/shop/e079/index.html)、ゲームセンターのa-cho(http://www.a-cho.com/)、あとは四条以南の寺町通には古書店なんかもある。寺町通以外では最近出来たブックオフ河原町OPA店が近くにある。少し遠いけど三条大橋を渡るとこっちにもブックオフがある。
四条寺町〜四条駅の間にはジュンク堂書店もある。
追記2012-11-12:
四条以南の寺町通について補足。a-Too京都寺町店でもアニメCD/DVDやゲーム、中古の同人系のもかなり置いている。

追記2012-12-24:
四条に有るのはジュンク堂書店だったのを紀伊國屋書店だと勘違いしてたので修正


という訳で皆様良いオタライフをお過ごし下さい。

Mac OS XでIMの状態とかCPU温度とか色々ちょっと表示させたい時コマンドメモ

なんつータイトルだ。

まあタイトルの通りです。
コマンドとして使えるということはsedgrepawkをうまく掛けるとVimのstatuslineとかtmuxのstatus barでの情報表示にも使える。

IM状態

前にVimのstatuslineにMacのIMEのステータスを(結構無理やり)表示させてみた - ほとんど欄外でも書いたようにhnakamur (Hiroaki Nakamura) · GitHubさんのhnakamur/inputsource · GitHubコマンドを使うとことえりとかGoogleIMEとかIMの状態をCLIなところでも所得できる。

$ inputsource
com.google.inputmethod.Japanese.Roman

一応HomebrewのFormulaも書いてみたので`brew install https://raw.github.com/tasuten/homebrew-myformulas/master/inputsource.rb`とかでインストール可能

CPU温度

恐ろしく鬼門だった。最初はMacでScreenのステータスライン(hardstatus)にCPU使用率&温度とメモリ使用率を表示させる - mfumiの日記にあるようにTemperature Monitor内蔵コマンドを使おうかと思ったが何だかなーという感じだったので他の路を調べ始めたのが運の尽きだった。これがまた結構情報が少ない。必死こいて探している内にこのコマンドを偶然見つけた。
lavoiesl/osx-cpu-temp · GitHub
まさしくこれが俺の探していたものであります。

$ osx-cpu-temp
54.2°C

同じくHomebrewのFormulaを書いたので`brew install https://raw.github.com/tasuten/homebrew-myformulas/master/osx-cpu-temp.rb`でどうぞ

ローカルIPアドレス

ifconfigにあるのでうまくパースする。例えば`ifconfig en1 | awk '/inet / {print $2}'`みたいな感じで


2013-05-15修正: FormulaのURLをgistの方からhttps://github.com/tasuten/homebrew-myformulasの方に修正

VimのstatuslineにMacのIMEのステータスを(結構無理やり)表示させてみた

Carbon EmacsではデフォルトでIMのステータスが表示されているのを見ていいなぁと前々から思いつつ、ひとまずObjective-CAppleScriptのドキュメントに挑んではやられていたところちょうど次のようなツールを発見。

hnakamur’s blog: Mac OS X 10.5以降でIMEを切り替えるコマンドラインツールを作りました


で、「やったー、これで出来るぜ!ありがとうございます!」と思いつつやってみたので晒してみる。

まず、上記のページからそのinputsourceコマンドをDLし、READMEを見ながらmakeしてPATHの通ったところに置く。

そして.vimrcに以下の様なのを追加。

" inputsourceコマンドを使ってIMの状況を返す関数
" ことえり、Google日本語入力以外のIMを使ってる人はifの条件文を適宜弄る必要があるかと
" あと、半角カタカナや全角カタカナ、全角英数のような場合もinputsourceコマンドの出力結果を見ながら適宜追加する必要があるかと
function! IM_status()
  let l:id = substitute(system('inputsource'), '\n', '', '')
  if l:id == 'com.apple.inputmethod.Kotoeri.Roman' || l:id == 'com.google.inputmethod.Japanese.Roman'
    return ' A'
  elseif l:id == 'com.apple.inputmethod.Kotoeri.Japanese' || l:id == 'com.google.inputmethod.Japanese.base'
    return 'あ'
  else
    return ''
  endif
endfunction

" この辺は各自のstatuslineの設定に合わせてどうぞ
let &statusline.='[%{IM_status()}]'

VimScriptにはswitch-case文が無いらしく、if文での条件分岐などコードはアレですが、これで.vimrcを読み込み直せばステータスラインに英数入力時なら[ A]、日本語入力時なら[あ]のように表示されているはず。

一応わかってる範囲での現象としては

  • コンソール版Vimの場合トラックパッドやマウスで画面をスクロールした際全体の画面表示がひどいことになる(hjklやg, Gのようなキーでの移動では正常に表示されている)
  • IMを切り替えてすぐにはステータスラインでの表示には反映されず、何か文字を入力するなどすると反映される

などがあります。
ので、ご利用の際は適宜ええ感じに使ってくださいな。


追記:
しばらく使ってみた感じだとよく考えたらそんなにIMの状態って見ないし、関数呼び出しまくって描画処理が追いついていないのか結構バギーだったのであまりオススメはしませんが。良いやり方があればお知らせくださいな。

当ブログに於いて、私tasutenによって創作されたことが自明である著作物に対しては、別途明示のある場合を除き全てCC0が適用されます。